実勢価格とは、実際に市場で売買される取引価格のことであり、過去の取引実績における平均値で示されます。
最近の近隣における取引事例を参考に算定する場合が多いです。
土地の価格の調べ方は
①周辺の取引事例を知る
②公示地価・基準地価から調べる
③相続税路線価から算出する
④固定資産税評価額から算出する
⑤ポータルサイト(スーモなど)に掲載の周辺の売り出し価格や不動産会社の査定
という方法がありますが、実際の取引されている価格はいくらなのか、実勢価格の決め方の基準があります。
それは、、、
公示価格 × 1.1
実際には公示価格で取引されたり、こちらの式のように公示価格に1.1をかけた金額で取引されたり、それよりももっと高い価格で取引されたりもしています。
そこは実際はかなり変動があります。
公示価格の7割くらいの価格が固定資産税評価額
公示価格の8割くらいの価格が路線価
になりますので、固定資産税評価額や路線価しか公示価格や実勢価格を調べる場合は
※固定資産税評価額の場合
固定資産税評価額 ÷ 0.7 × 1.1 = 実勢価格
となります。
例:所有している土地の固定資産税評価額が2,000万円の場合
➡ 土地の実勢価格の目安は、2,000万円 ÷ 0.7 × 1.1 = 3,143万円
➡ 土地の実勢価格の目安は、2,000万円 ÷ 0.7 × 1.1 = 3,143万円
ただ、これはあくまでも参考価格です。
実際にはその土地の人気や売主の緊急度などのも左右されます。
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